葉酸を取り始めるタイミングはいつがベスト?

妊娠期間は約10ヶ月間。葉酸が赤ちゃんに良いとは知っているけれど、妊娠がわかった瞬間から摂取すべきなのでしょうか?妊娠前から摂るのは意味がない?

今回は「葉酸を摂り始めるべきベストタイミング」について説明していきます。

葉酸は「妊娠前」から摂取しておきたい栄養素

妊娠発覚して初めて葉酸の存在を知った人もいるでしょう。事実、母子手帳にも妊娠期の葉酸の重要性について記載されているほどです。

しかし、妊娠を計画・希望するのであれば、葉酸は妊娠する前から摂取し始めるのがベスト。

葉酸は赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素なわけですが、赤ちゃんの発育は受精卵が着床した時から始まっています。けれど、着床から妊娠発覚までには必ずブランクが生じます。

このブランクを考えると妊娠以前から葉酸を摂っているほうが、ベストな状態で赤ちゃんを迎えることができるわけです。

というのも、妊娠に気づく妊娠2ヶ月目にはすでに胎児の神経管形成が始まっているため。妊娠に葉酸の摂取が推奨される最大の目的は、この神経管の閉鎖障害のリスクを下げることにあります。

ちなみに、神経管閉鎖障害のリスクを最低限に抑えるためには、妊娠する前までに体内の赤血球にある葉酸濃度を高めておく必要があります。

厚生労働省が妊娠希望・妊娠中に推奨する葉酸の摂取量は400μg。この量を毎日キチンと摂取しても、葉酸濃度が高くなるまでには3〜6ヶ月ほどかかるそうです。

葉酸が欠かすことができない「妊娠初期」

妊娠前だけでなく妊娠中だって葉酸は摂取すべき栄養素に変わりありません。

とくに、妊娠初期である11週目までは、子宮内で胎児の器官が形成されていくため、食事以外に400μgの葉酸摂取が推奨されています。

簡単に葉酸不足になってしまうので、サプリメントなどの健康補助食品を利用してでも必要な摂取量を維持していきましょう。

もちろん、妊娠初期を過ぎたからといって葉酸が不要になるわけではありません。妊娠中は非妊娠時の2倍の葉酸(合計480μg)が必要となります。

摂取された葉酸は、へその緒を通じて赤ちゃんの栄養になるだけでなく、貧血になりやすい母体にも効果的。

葉酸はいつまで摂るべき?出産後はいらない?

妊娠中期・後期はもちろん、産後の授乳期にも葉酸は摂取すべき。というのも、葉酸は粉ミルクにも配合されほど赤ちゃんにも欠かせない栄養素。ママがしっかり葉酸を摂取すれば、母乳を通して赤ちゃんに栄養を届けることができます。

さらに、産後に多いとされる抜け毛にも葉酸パワーを発揮してくれます。肌荒れやシミにも効果的なため、赤ちゃんのお世話でスキンケアに構っていられないときにもオススメ。

もし、家族計画がまだあるのであれば、継続して摂取し続けることで次の妊娠に繋げることができますよ。